朝、車でこの道を通ると、やっぱり立ち寄ってしまうパン屋さん
東急田園都市線の桜新町駅から徒歩5~6分の距離にあるベッカライ・ブロートハイム 
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朝8時半頃に入店しましたが、パンがぎっしり~ 朝からこれだけ多くの種類をそろえられるなんて、さすがですね

今回は、くせになる”ミートパイ” 


話が飛びますが、ハンバーグというのはドイツのハンブルグ風という語源があるようです 13世紀ごろに、モンゴル系の騎馬民族タルタル人がヨーロッパ侵攻の時に連れて行った馬を食料にすることがあり、その肉が筋張って硬いため、細かく刻んで、タマネギや香辛料と混ぜて、生で食べていたのが伝わったのがルーツらしいです 
18世紀ごろにハンブルグ港で人気だった、このタルタルステーキが、アメリカに伝わってハンブルグ風ステーキが、ハンバーグになったんだそうな・・
(タルタルはどこに行ってしまったんでしょうね~)

ドイツではこのミンチ肉をタマネギやパン、香辛料と混ぜて焼いたものをフリカデレって言います 
大きさは、手でつまんで2口で食べるくらいのサイズ感 
”小ぶりなハンバーグ、大ぶりなミートボール”といったところでしょうかね 


なんで、こんな話を?・・と思いますよね 
実は、ブロートハイムのミートパイの中の挽肉の味付が、フリカデレのスパイシーな感じと似てるんです 

シッカリと肉々しく、しっかりと香ばしく味付けされて、ガツンとスパイシー  
正に、フリカデレを彷彿とさせる味なんです 



お店で購入すると紙袋に入れてくれます 
シンプルで格調高い このデザインは結構好きです 
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本体はこれ 
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正方形のパイ生地を半分に折り曲げて三角形にしたような構造です
中には挽肉がギッシリ詰まっていて、隙間から香ばしい肉の色が覗きます 

断面はこれ
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パイ生地の層1枚が薄いですね~
よくあるデニッシュのバリバリ系のパイ生地ではなく、極薄のヒラヒラサクサクな生地です 
切るのが難しいくらいに薄い層で作られてます


それでは、頂きます・・・・





期待を裏切らない!
ガツンとうまい

素材の風味なんて吹っ飛ぶくらいのスパイシーさ
クミンとコショウかな、しっかりと味付けされてます

まるで、フリカデレを食べているような気持ちにさせる味わい・・
そして、軽い食感の素朴なパイ生地との組み合わせが、絶妙に良いです 


素直にうまい

これぞ、ドイツ風ミートパイ!
大変美味しくいただきました





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