発酵バターで知られるフランスのエシレは、結構バター関連商品を、色々展開しているんです

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確か・・専門店としての出店の第一号店は、丸の内だったような記憶です

当時は、そこの焼きたてクロワッサンを買うため、よく並んでましたね~
その待ち時間の間も、微かにバターのいい香りがして、入店の時、店内にあふれる濃厚なバターとクロワッサンの香ばしさの2つの香りに、幸せな気持ちになったことを今でも覚えてます


また、1年ほど前の横浜高島屋出店当時に、平日に立ち寄ったことがありましたが、整理券すら入手できず、入店できない程の人気ぶりでしたね


渋谷スクランブルスクエアのお菓子専門店では、カヌレ、サブレ、バター焼き菓子などなど・・・
さすがにパティスリーなので、クロワッサンなどはあつかっていないのかな・・




今回頂くのは、可愛い形が印象的な、マドレーヌです

よくある細長い形の平たい貝の形状ではなくで、丸い形に近い特徴のあるコロンとした印象のマドレーヌ
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大きさは小ぶりで、大体センチ6センチ角、高さは4センチ位かな~



ちなみに、フランス発祥の焼き菓子でバターケーキの一種ですが、「マドレーヌとフィナンシェの違い」って知ってます?

一般的に、形の違いで区別することが多いようですね
  • マドレーヌは貝の形または丸い形状
  • フィナンシェは長方形

本当は、発祥も素材も違う、別のお菓子なんです

発祥:
  • マドレーヌ: 18世紀にマドレーヌという名前の女性が考案したらしい
  • フィナンシェ:昔、教会の修道女が考案したものを、19世紀に金融街のお菓子屋が、金塊のインゴットの形状にして「金持ち・裕福」の意味を持つフィナンシェとして売り出したらしい

素材(違いだけ):
  • マドレーヌ: 小麦粉だけ、全卵(黄身と白身の両方)、溶かしバター
  • フィナンシェ: 小麦粉とアーモンドプードル、卵白、焦がしバター

なので、味も当然違いますよ
  • マドレーヌ: しっとりとして、濃厚な味わい
  • フィナンシェ: 香ばしく、アーモンドのコクとサックリとした食感
食べ比べるのも楽しそうですね



それでは、前置きが長くなってしまいましたが・・・
頂きます

エシレのお勧めの食べ方はこちら
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今回はマドレーヌなので、しっとり感重視ということで、実は購入2日目なんです



私的なお勧めの食べ方は、やっぱりリベイク

弱めのレンチンで10秒程度で内部を温め、次に、予熱したトースターで表面を少しだけ焼き、香りを立たせます(予熱後約1分位)
これは神戸の某焼き菓子屋さん直伝

ちょっと手間ですが、それに見合うほど美味しくいただけるんです

これで、「外はサックリ、中はホックリ」に、リベイクできました~

・・・・
先ず、バターの香りがすごい
外が、カリッとするまでは焼きませんでしたが、口当たりが、想像を超えて、遥かにふ~んわりと柔らかです (パサつき感ゼロ!)
比べると失礼かもしれませんが、巷のよくあるマドレーヌとは全くの別物

そして、しっとり感がとても良いです
形が、コロンとした立体的なので、中心部のしっとり感が、しっかり生きていますね
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この形に、工夫というか、こだわりの様なものを感じます
さすがです

(・・珈琲・・と言いたいところですが・・)
是非、これはすっきりとした繊細過ぎない紅茶と合わせたい味です

例えば、スリランカ産のマイルドなウヴァ、もしくは、ダージリンだと中クラスのオータムナル辺りの少し香りを抑えたレベルで・・もちろんストレートで・・




エシレバターの味と香りを存分に楽しみたい
そう思わせる、印象に残るマドレーヌです

食べてみる価値はあると思いますよ

美味しくいただきました


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